霧島フォレスト

霧島発信の商品のご案内ほかイベント情報などお届けいたします。

国立公園霧島の麓から自然と一緒に暮らすご提案をお届けします。

~御嶽山噴火災害を教訓に観光地の火山防災を考える~

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ずいぶん昔に、交通安全講習で担当官がこう言いました。
「燕はとても速いスピードで飛ぶことができます。でもお互いを避けられずぶつかり合っているところなんてほとんど見たことがないですよね。あれ、なぜだと思います?」

それだけ運動神経がいいからだという人がいました。
「そうです。燕は自分の運動量を自然と理解しているんです。回避能力もそう。自分ができる範囲を動物は理解していてその中で起こることなら大体は解消できるのです。じゃあなんで人間は交通事故を起こすのでしょう。人は全速力で走った時どれくらいのスピードが出ますか?能力の範囲で起こることなら大体回避できるでしょう。でも車は違います。人間が出せるはずがない能力を補うのです。だから突然何かが起こって急に反応できないのは当然なのです。そんな人間に車の使用を許されているのは何故でしょう。」

みんなは答えません。

担当官は静かに「想像力という予測をする生き物だからです。わかりますか?想像力は武器であり防具です」


燕を見るたびに思い出す話です。


物事に目を向けることは想像力を武器や防具に変えるスタートかもしれません。今回のシンポジウムはこれまで起こったことから学ぶこと、これから起こることに目を向けて予測をすること。100点ではなくても考えること。そんなお話を真っ直ぐな3人のスペシャリストがお届けします!

お楽しみに!!!

日時:2020年10月24日(土) 13:00~17:00 (受付12:30~)

場所:国分シビックセンター多目的ホール

   (霧島市国分中央3-45-1)

定員:100名

参加費:大人/1,000円 

    中学生/500円

    小学生/無料

駐車場:お車でお越しの際は霧島市お祭り広場駐車場・

    国分シビックセンター東駐車場・国分シビック

    センター西駐車場をご利用ください


<注意事項>

コロナウイルス感染症対策については政府が発表して

いるコロナ感染防止のガイドラインに基づき、万全の

対策を施したうえで開催いたします。

つきましては、入場の際、体温の確認・マスクの着用・

手指消毒・連絡先の提供等をお願いしております。

また、可能な限り事前の申し込みをお願いいたします。

まだ修復が追い付いていらっしゃらない方がいるかもしれませんが、お見舞い申し上げます。
今回、いくら慣れているいってもさすがにいろんな覚悟をしました。

どこのホームセンターへ行っても養生テープは売り切れて、それだけみんなの中に危機感があったということですね。

まだ台風が到着していない何日か前から養生をしている窓ガラスを見ることができたほど今回は心から着て欲しくないと感じた台風でした。

まだまだ10号です。台風シーズンは始まったばかりです。

停電に備えたライトやバッテリー、溶け出す冷凍食品のためのクーラーボックス、水害に備えた土嚢や避難用バッグ、養生テープやビニールシート、私はそれに加えて以前怪我をしたので大きめの絆創膏なども準備していましたがあわてて集めることがないように、そしてコロナ対策のために避難所の許容のことを考えいろんなことを想定し、想像しておくべきなのだろうと勉強になりました。

ペットがいるから避難所へ行きにくいと感じる人や、膝が悪いなどで座ったり寝たりが簡単にできない方、いろんな問題点も見えてきます。

大きな台風ばかりが生まれてしまう近年、あまりの怖さになぜそんなサイズの台風ばかりなのだろうと真剣に考えさせられたそういう日になりました。


とにかくみんなが無事であればそれでいいとそのことへ真っ直ぐ向き合う気持ちになるそういう日でしたね。


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霧島には色々別荘地がありますが今日は危うく遭難しかけ、いや冒険をしてきました。

景色が似てるのでね、曇ってると太陽が見えないから方角も微妙でGPSがくるくるすると一緒にくるくるするわけです。

アナグマに遭遇だのいくつかの愉快な仲間たちを経験しながら野生の感と頼り甲斐13%くらいのGoogle先生の力を借りて目的地へ到着。

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さっそくお前さんは誰だい?

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なんかデカ

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拳くらいの傘だわ

何気ないキノコがどんだけデカいんだ。
さては食べると笑うやつかい?それとも激しい陣痛が始まるやつかい?
とにかくやばいんだろうねえ

この辺のエリアには他にも見かけない物があります。

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え?なんのため?ガス抜き?なんだろう。

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等間隔である赤い蓋

これはこのエリアならではの温泉バルブの蓋です♨️

ちなみに普通の水道はこんなの。
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当然水道メーターも2種類あるので片方は熱々ですからね。

別荘で温泉付きってすごいなぁ


帰ろうとしてるとき、めっちゃ遠くからとにかく大声で呼んでる声がする。

ん?気のせいかなあ…

いや、すごい呼んでる。こっち見てる。

ちょい切れ気味で叫んでる❗️





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無視して帰んなよ!ってことなのかなあ。

こんにちわぁ。

また来るんでね(たぶん次はすんなり来られる)
その時は最初に挨拶に来ますからね。

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連日の暑さからちょっと非現実へ行くように霧島神宮です
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気が付いた方いらっしゃいますか?
手水の場所ですが何かがありません・・・
はい、ひしゃくです。コロナ対策でしょうか。ひしゃくがいらないスタイルに変更されています。
この手水の場所は2か所に分かれていて、人が並びすぎることがないようになっています

神社もソーシャルディスタンスを意識している!!!そういうことなのでしょうね。

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霧島神宮はいつ見ても美しい神社です。
観光客も多い神社ですが、お賽銭の列もきちんと感覚を守られていて人数はこの日そんなにいなかったのですが最後尾は鳥居まで続いていました。

いつもと変わらない霧島神宮の中にも新しいものをたくさん見つけた日でした


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関之尾へは良くいくのですが夜に行くことはめったにない。
今日はこの夏最後のライトアップの日ということを聞いてやってきました。
昼間、こんなに車を見ることがないというほど駐車場は満車です。昼より夜のほうが多い。
皆さんカメラを持って撮影のために来られたようですね。待っていらっしゃいます。
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関之尾のライトアップは神秘的な雰囲気を出し、町の中とは違う空気を持っています

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階段もライトアップ

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あたりはどんどん暗くなっていき、つり橋はひっきりなしに揺れているほどお客さんが来ていました。
そんな中でも皆さんマスクで近づいて並ぶこともなく一定間隔を保っていたことがさすが。
関之尾は滝もですが地層が実はすごいのです。あんまりその辺の説明は詳しくないように見えるのでどうしても甌穴と滝の話だけになりますけど、目に見える火砕流の痕跡と考えると関之尾の存在に新しい一面が見えてきます。
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関之尾へ夜に行くのはいろんなことを想像してしまっていましたけどね。実は・・・
こうして来てみると実は昼間よりも人気があったのかもしれないと言うほどの人の多さです
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このライトアップは本日29日で終了とのことです。また次回をお楽しみに



2019年7月に書いていた記事なのですが、以前のブログに書いた記事で最も反響があった記事でしたのでこちらへ残しておきます。





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今日は県の出先機関のコーディネーターと話すチャンスがあったのですが、ジオパークの認知という事について尋ねられました。
そもそもジオってなんでしょう。
そうなのです。この話はいつか触れなければならない話なのです。


10年前、この質問は人ごとではありませんでした。
「ジオをやっているとどうなるのですか?」と何度尋ねたことだったでしょう。
誰かが何回も説明してくれても自分の中に響かないのです。
耳に聞こえているのと心に響くのとは違う。全く腑に落ちないとはこういうことだとつくづく思いました。


ある日、ジオフォーラムの講演依頼が来ました。20分程の短いものです。
しかし悩みました。なぜならジオってなんなのか自分が消化していないからです。
そして霧島を見ながら考えてみました。
「霧島ジオパークと呼ばれる状態とはなんだ。」
「ここが世界ジオパークになったら何が起こるんだ。」
「うちの会社がやる意味があるというなら切り口があるはずだ。」


そしてたどり着いた自分なりの答えは
「霧島ジオパークとは取り組みの名前なんだ。」
「世界ジオが持っている世界観に対応するために上のステージに行こうとすることが目的だったんだ」
「うちの会社は目先の利益ではなく先の成長のためにやる意味があるんだ。そして切り口はネットワークを使えると言うことだったんだ・・・」

8年くらい前にたどり着いたことです。

この話しは近しい仲間内ではします。


利益とはセリング思考のような直近の売上だけを指しているのではなくて、マーケティング思考という先の成長を見越した人脈やスキルアップも含めた事だったんです。
ジオパークが目的としていることは地域が基礎体力をあげること。
そのためにエリアは「世界ジオパークになりたい」「日本ジオパークになりたい」という同じ口実を持つことでネットワークが始動できるのです。
今のジオパークは始まった当初とちょっと状況が変わり、ユネスコのSDGs(目標17)が背景にあります。
SDGsに世界ジオパークは貢献しているという形になっているためにもちろん日本ジオパークも貢献しています。
SDGsは経営や教育など人の生活と密接な関係があり、関係ない人の方が少ないと思います。そう言うわけでジオパークと関係ない人はほとんどいないことになります。
ジオの状況も日々アップデートされているわけです。


製品を開発することもですが、まず自分たちの存在があってこその商品開発です。
どういう仕事ができるのか、どういう知識を持っているのか、そういう事もネットワークの中では新しいものづくりへの出会いになります。


それではなぜ、他の事業ではなくジオパークなのか。
ジオという名前だけに反応している方はそれ以上を考えてください。ジオに住んでいる人は世界中です。住んでいない人はいません。

ジオパークという概念を先進国がする理由は、あえて言うなら『経済』です。(もちろん全てではなく一部ですがなぜ先進国が?というところをいうとです)
そこにたどり着くのは先進国がしてきたこれまでの歴史があるからです。
市場に振り回され、気がつくと年を取っていた。という世界を作ってしまった先進国だからジオパークの中にある『自己実現のマーケット』のありがたみを感じるのです。
自己実現のマーケットというのは『自分らしさの提案』です。
あんな風になりたい・・・生き方と消費を結びつけた理想の自分に近づくための消費。
それは市場をコントロールする側に立つということです。

ジオパークにある経済観はとりあえず潤うことではなくて、どう潤うかなのです。
無くなるまで使い果たすのではなく。ストーリーや新しい見方から生まれる恵みはいろいろあるわけです。


小さな都城の小さな場所ではあっても、それぞれがハチドリのくちばしの中に入った水だったとしても。
やれることをやる。それは1年続き、2年続き、10年、20年・・・そうやって活性化していくプロセスは次の人達へ引き継がれる。

印刷屋さんに出来ること・・・
例えばエコペーパーで木を切らないで作れる名刺の提案。
山の皆さんのPRをするグッズづくり。
お客さんのお土産キーホルダー。
これからもっと出来ることは・・・・
防災グッズの提案。
多言語や障害の人に対応した印刷。
新しい商品提案・・・


たくさんありますがそうやってある日後を振り返ると、あのボロボロの看板はきれいになって、あの小さなお店のおばあさんが英語で挨拶をして、あの厄介者の火山灰はみんなの人気者になり、そして私の出身は宮崎ですというと「あ、霧島があるところ」と言われるかもしれない。
霧島ジオパークとは霧島連山のことだけではなく、霧島市、都城市、小林市、えびの市、曽於市、高原町のエリアに関係する人々の生活のことなのです。
そしてジオパークは簡単になれません。選んでもらえません。ジオパークって実はそういう場所だったりします。

久々の投稿です。

つい昨日、私の母「お餅が美味しそうだったから持っていくね」と連絡が来て私はそれを断りました。

今、子供や孫が大切ならどうするべきかを2時間くらい電話で話しました。

自分を大事にするとはどういうことかと私なりに感じたことを伝えました。

 

最近、映画を見ているとき気になるセリフがありました。

A「ねえ、大人ってなんなんだ?」

B「大人とはね、きっと苦しくても正しいことをし愛する人を裏切らず自分の間違いを認める努力をすることが大人

ハッとしました。

子供たちへ見せる姿があるんだと感じました。こんな時どうやって人間は乗り越えようとするのかを大人として見せる時間でもあるのだと。

いろんなミスが重なり文句も出るでしょうがこれは人類のミスです。誰かのせいだけではなく今の状況はその後の選択の結果だと思います。これから先も人が選択する結果の塊です。

 

 



実は友の会では最近zoomを使ったミーティングを行っています。

そこで鹿児島大学井村先生はおっしゃいます。


「自分たちが今できることを発信していこう!」

 

コロナが始まったころからずっと「ジオパークができること」「SDGsはどう関われるのだろう」と毎日のように考えています。

 

一番の強みはネットワーク事業ってことでしょうか。

 

そこで他のジオパークや同じ友の会のメンバーさんへ声をかけて一緒にSNSなどで発信しようと話しました。

「個人の家での楽しみ方」「新しくやってみたこと」「企業の取り組み」「家族の取り組み」・・・

そんな人間の心の強さと温かさを出してみようじゃないかと。

 

そこでハッシュタグを考えました。

#geoparkfamiliy (これは皆さん共通)

#covid19stayhome

#kirishimageopark←(発信場所でかわります)

#miyazaki←(発信場所でかわります)

他にも#enjoyhomeなんていいかもしれませんね。

 

 

毎日テレビではコロナの影響を受けて苦しんでいる報道を見ますがコロナより怖いのはそういうことを毎日見る中で擦れていく人の心です。

コロナを口実にしてお互いに傷つけあわないように過ごしてください。

 

それに・・・おとなしくしていることだけが方法じゃないですよ~
もしかするとまたこんなことが起こるのかもしれません。そういうときのために計画をしたり考えたりできると思います。


こんな私は家庭菜園始めました。

いつ収穫できるのかは未定ですが・・・(;^ω^)

 

これから些細なことから少しずつ発信してみようと思います。

 

 

日本のコーナー
なんと日本の高校生が発表したんです。

それも英語で!

島根県の高校生たちです。
https://www.asahi.com/articles/ASM9D4FXRM9DPUUB003.html
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隠岐ジオパークの皆さんの活躍は学校のHPでも紹介されていますのでどうぞ。
http://www.oki-hs.ed.jp/news/


世界に向けてマイクをにぎる生徒たちは感動的です。
毎日の勉強は大変でしょうが、こうして新しい出会いが動機付けになってこれからの学生生活に良い影響があるんだろうなと思うとジオパークの活動には大きな意味があると思いました。

写真を送ってくださった今別府直子さん。ありがとうございました。